諦める?撤退する?税理士試験に逆転合格する方法

諦める?撤退する?税理士試験に逆転合格する方法

(最終更新日:2019年10月26日)

※去年のいまごろの日記

 

もうすぐ直前期!

成績上位の方はその調子です。そのままがんばりましょう。

お勤めの方は確定申告がおわり、さあこれからだ!という感じでしょうか。

ふたたびギアを上げていきましょう。

 

おや、浮かない顔をしてる方がいますね。

え?勉強がおくれてもう間に合わないかもしれないって?

そっか残念。また来年頑張ろう☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんてね。

大丈夫。戦略さえたてなおせば全然戦えます。

 

 

とにかく頑張る!じゃ絶対受からない

「今年はもうだめかもしれない・・・」

なんていうと

「最後まであきらめるな!」

とか

「とにかくがんばれ!」

しか言ってくれないひとがいるけど無視しましょう。

 

困ってる人にむかって、もっともらしいことを言っているようなんだけど

具体的になにをすればいいのかは教えてくれないアドバイスってなんだかなあと思います。

 

根性論は無視しましょう。

 

 

焦る気持ちはめちゃめちゃわかる!

この記事を読んでいるあなたは相当焦っていることでしょう。

落ち込んでいることでしょう。

 

「なんで勉強しなかったんだ。もっと勉強しとけばよかったなあ」と。

わかる。わかるよその気持ち。

 

なぜなら筆者の所得税1年目のこの時期は上位7割でしたから(笑)

 

 

リスクを取ろう

でも筆者は結果的に本試験で合格確実ラインを超えることができました。(落ちましたが(笑))

上位7割からそこまで戦えるようになったのはリスクをとったからです。

(受からなかったのはリスクをとりきれなかったからなのですが)

 

はっきり言ってしまえば今の時点で上位7割以下なら早めにリスクをとったがいいと思います。

 

というか手を広げるほうがリスクだって思ったほうがいいです。

 

手を広げて全体的にふわっとした理解しかできないより

範囲を絞ってしっかり理解できてるほうが絶対いいです。

 

リスクの取り方方3つ

Cランク理論は絶対に切る

現時点で上位7割以下のひとはCランクは絶対に切りましょう。

え?Cランクが出たらどうするんだって?

 

Cランクまでおさえるのは9月からちゃんと勉強してきた人だけの特権です。

(ミニ税法の事情はわかりませんが)

 

いまからCランクをおぼえようとしても絶対に間に合いません。

どれだけ講師が熱く推しても、絶対に覚えにいってはいけません。

(予備校として推してるCランクは覚えに行ってもよいですが)

 

「作文で書けるようにぐらいは・・・」

とかもやめたほうがいいと思います。

Cランクを作文できるよりAランクをベタ書きできる方が絶対にいいです。

 

Cランク理論を見てる時間がもったいないです。

Cランクは絶対に出ない。そう信じて勉強しましょう。

 

それから「1日1題覚えれば1ヶ月で30題いけるのでは?」

とか考えてしまいますが(筆者も考えてましたが)

 

そんなことできたらとっくにやってるはずです。

それができないからいま苦しんでるのではないでしょうか。

 

とくに税法がはじめての方へ。

税法の理論は財表とは違います。

財表でこの時期からがんばれたからって税法で同じようにはいきません。

(筆者も当時は税法を甘く見てました・・・)

 

 

特殊論点を切る

特殊論点は切りましょう。

簿記論なら連結。

法人税も連結。

所得税は医業とか非居住者とか。

 

オーソドックスな計算問題が解けないうちに特殊論点はやらなくていいです。

特殊論点も絶対に出ない。

そう信じましょう。

 

(消費税の国等の計算は今年もヤマなのかもしれませんが、

本当に苦しかったら切りましょう。原則・簡易の計算のほうが大事です。)

 

 

そして上位7割以下の人は応用理論も切りましょう。

理論ドクターより理論マスターをやったほうがいいです。

 

講義じゃ理論ドクターも扱うけどやらなくて大丈夫。

本試験でべた書きが2題出るって結構あります。

 

友人関係を切る

リスクを背負う覚悟をきめたら孤独になりましょう。

孤独が1番人を成長させてくれます。

 

友だちの誕生日?会社の飲み会?

そんな人生のCランク問題はさっさと切りましょう。

 

筆者の所得税1年目

筆者の所得税1年目の4月ごろはひたすら計算をやってました。

それほどまでにだらけていました。。。

 

理論をやりはじめたのは5月頃。

最終的に30題で本試験に臨みました。(まともに書けたのは多分20題くらい)

本試験ではAランクが2題出題されたのにすべての柱があがらず落ちました。

 

はっきりいって本試験でAランクが出たのに書けないのはめちゃめちゃ悔しいです!!!!!

Cランクより、応用理論より、Aランクを優先しましょう。

 

 

まとめ 受かりたいならリスクを取れ

これまで勉強してこなかった自分を責めるのはもうやめましょう。

その代わり、範囲を絞って、リスクを負いましょう。

 

やることが多すぎるとどこから手を付ければいいのかわからなくなってしまいますが、

やることさえ決まってたら意外と集中できます。

 

範囲を絞らないと8月まで勉強すること自体が辛くなるでしょう。

Aランクだけでいいんだって思えたら8月までがんばれます。

絶対に手はひろげないこと!

 

 

編集後記

3年前の自分に向けて書きました。

成績が下位の方は筆者と同じ思いをしないように

リスクはガンガン取っていきましょう。

 

そして、手を広げてふわっとした理解しかできないことのほうが

何百倍もリスクだとおぼえておきましょう。

 

個人的にはもっとはやくからリスクを取っていれば受かってたんじゃないかなと思います。

当時の筆者は理論ドクターや特殊論点もおさえようとしてました。

いまおもえば完全に税法をなめてました・・・

 

でも受かったら笑って人に話せるようになるから。

がんばってください。

 

1日1新

お茶の先生と立ち話(筆者はお茶をやっていませんが)

お客様2件ご挨拶

ベンチプレスを再開

 

 

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