理論から解くと失敗するかも、という話

理論から解くと失敗するかも、という話

前回計算から解くべき3つの理由を紹介しました。

 

「それでもやっぱり理論から解いたほうが安心するし・・・」という方に、本試験で起こりうる最悪のパターンをご紹介します☆

 

本試験で起こりうる最悪のパターン

 

・問題文が長いうえになにを答えればいいのかわからない

・わからないのでもう一度問題文を読む

・わからないけど時間をかけてしまったのでとりあえずなんか書く(書いてるときの精神状態は最悪)

・計算で挽回しようとおもって焦るので読み飛ばしリスクが増える(お尻に火がついた状態での計算をほど悲惨な結果になるものはない)

 

それぞれについて見ていきましょう。

 

問題文が長いうえになにを答えればいいのかわからない

(多くの受験生の背筋が凍った法人税法 第63回 本試験問題)

 

本試験では受験生のだれひとり自信をもって答えることができない問題が出題されることがあります。

理論から解きはじめたときの問1がこのタイプの問題だとまず軽いパニック状態になります。

ミニテストや実力テストのようにわかりやすい問題は期待しないほうがいいです。

 

 

わからないのでもう一度問題文を読む

わからないのでもう一度問題文を読みますが、

1度読んでピンとこないものは2度読んでもやはりピンと来ません。

さらに時間をロスします。

 

わからないけど時間をかけてしまったのでとりあえずなんか書く(書いてるときの精神状態は最悪)

「どうしよう・・・わからないけど時間けっこう使っちゃたしなにか書かなきゃ・・・」

この時点で10分以上の時間をつかっている場合、多くの人は撤退できません。

 

撤退できないと

・読み→10分つかう

・解答→10分つかう

・精神→合ってる自信がないので書けば書くほど不安になる

トリプルコンボでダメージをくらいます。

 

計算で挽回しようとおもって焦るので読み飛ばしリスクが増える

「まずい・・・急いで計算解かないと・・・」

みなさん1度は経験したことがあるとおもいますが、

お尻に火がついた状態での計算をど悲惨な結果になるものはありませんよね・・・

(自分はなんどもありました・・・)

 

精神的に追いつめられているとまず間違いなく問題文がまともに読めません。

とくにただし書き、なお書き、また書き、注書きはかならずといっていいほど読み飛ばします・・・

 

晴れて、ボロボロの答案の出来上がりです。

 

 

まとめ・やっぱり計算から解こう

理論が難しいと手が止まってしまい、試験に「入る」ことができません。

対して計算はフォーマットがある程度決まっているので手が止まることがありません。

 

なにも書けずに時間が過ぎてしまうと精神的にやられてしまい、

そのあとはどんな実力者であってもボロボロの結果になってしまいます。

 

税理士試験は本試験2時間のつかいかた次第で結果が大きく変わります。

精神的な余裕を保つためにも計算から解きましょう☆

 

編集後記

子曰く「メタディスクリプションってなんぞや」と。

 

☆One day One new☆

Open Live Writerを日本語化しました。

 

 

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