ミニテストや実力テストで理論と計算どっちから解いていますか?
「せっかく理論を覚えたから忘れないうちに書いちゃお☆」
と考えているそこのあなた!
税理士試験は計算から解いたほうがぜったいオススメです☆
今日は計算から解くべき3つの理由をご紹介します。
計算から解くべき3つの理由
計算から解くべき理由は3つあります。
・理論は何を答えればいいかわからないことがあるので手が止まってしまうことがあるが、計算はある程度型が決まっているのでかならず手が動く
・計算のほうが試験終了間際のミスの種類が多い
・覚えてすぐ解答することができないので理論を前倒しで暗記せざるをえない
それぞれについて見ていきましょう。
理論は何を答えればいいかわからないことがあるが、計算はある程度型が決まっている
本試験の理論は難しいです。
なにを答えればいいのかわからないことも珍しくありません。
理論が難しかったとき、
「20分考えたのになにも書けていない・・・」
なんて状況も十分考えられます。
するとどうでしょう。
理論で得点できない→しかも時間も取られた→挽回しようと焦って計算でミスが増える→
壊滅的な答案のできあがり→/(^o^)\オワタ
怖いですよね・・・理論から解いてたときはは答練でなんどもこれをやってました・・・
ところが計算から解けばこんなことにはなりません。
なぜなら
・計算は難易度の差はあれ、形式はほぼ同じ→落ち着いて問題が読める
・計算が1問も解けないということはない→確実に手が動く
・点数が積み上がっていく感覚があるので心の平静が保てる→精神的な健康を保てる
本試験で一番たいせつなことは心の平静を保つことです。
時間に追われて計算で壊滅的な答案をつくったことがある方は計算から解きましょう。
理論から解いているかたはこちらもご覧ください
計算のほうが試験終了間際のミスの種類が多い
時間が足りなくなってくると焦りますよね。
焦るとミスが出やすくなりますが理論と計算でミスの種類がちょっと違うことにお気づきでしょうか。
計算で焦ってるときに起こること
・電卓のたたき間違い
・問題の読み間違い
・問題の読みとばし
・数字の書き間違い(0と6とか、5と8とか)
・転記するところを間違える
・自分の書いた数字が読み取れず計算し直す
などなど計算で時間に追われているとミスの種類がめちゃめちゃ多いのです!
これに対して理論です。
理論で焦ってるときに起こること
理論の試験終了直前は文字を書きなぐっている状態です。
問題文を読んでいる状況はあまり考えられないでしょう。
(試験終了間際に理論の問題を読み始めるようなら他のところで時間配分を間違えている可能性が高いです)
したがって試験終了間際の理論リスクは
・文字が汚くなる
・書ききれない
の2つになります。
ところがこの理論リスクは回避することが可能です。
①計算問題で数字が読み間違えられるのはアウトなのに対し、理論の文字は汚くても受かる。
②計算過程は省略できないのに対し、理論は書ききれなくても省略することができる。
(マジックワード「一定の」「等」で省略できます。)
とくに②の省略できるかどうかは理論と計算の大きな違いです。
自分はこの特徴を活かせるように理論を最後に残してました。
あえて野球でたとえるなら、計算をあとまわしにするのはランナーを3塁におくようなものです。
犠牲フライ、スクイズ、エラー、ヒット、ホームラン、ボーク、フィルダースチョイス、走塁妨害、打撃妨害、パスボール、ワイルドピッチ、ホームスチール・・・
ランナー3塁だとさまざまな失点パターンがありますが、計算を最後に残すとこれまたさまざまな失点パターンがあるのです。
(この例え、ぜったいいらなかったですね(笑))
計算をあせらずに解けるように、まず計算から手を付けましょう。
覚えてすぐ解答することができないので理論を前倒しで暗記せざるをえない
理論をつめこむ→ミニテストや実力テストですぐ書くというのは一般的な受講生の解き方です。
ところが計算から解くということはこの詰め込み→すぐ吐き出しのワザが使えません。
したがって、1週間前、2週間前からコツコツと理論を暗記せざるをえません。
これによって理論の勉強ペースを強制的につくりだすことができます。
まとめ。税理士試験は計算から解こう☆
計算から解けば
・手が止まらない
・ミスが減る
・勉強のペースが作れる
いいことづくめです。
ぜひ計算から解いてみてください☆
編集後記
計算から解く方法は、例外を除けば、すべての人にとって最適の解き方になるでしょう。
(どんなことにも例外があるのが残念ですが)
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