理論の暗記すすんでますか?
進まないですよね。
「だって計算パターンを覚えるのでいっぱいいっぱいだし・・・」
わかる。わかるよその気持ち。
だけど悲しいことに理論からは逃げられないんですよね・・・
とくにこれから直前期にむけてますます理論の重要性は高まってくるし・・・
そんな理論が苦手で憂うつなあなたに筆者の理論暗記方法をご紹介します。
書いてはいけない
理論暗記は書く必要はありません。
大丈夫。書かなくても覚えられます。
「えっ、でもいままで書いておぼえてきたしなあ・・・」
という方にちょっとだけ記憶の仕組みを説明します。
脳の仕組みから考えれば、書くか書かないかはあまり関係がありません。
じつは脳は単純に「接触頻度」の高いものを覚えるようになっています。
いままで書いて覚えていたという方!
それは書いたから覚えられたのではなく、
ただただ、くりかえし接した情報だから覚えられたのです。
つまり、暗記を効率的に行いたいなら、1日1回書くよりも、
1日5回読むほうが脳に定着しやすいということです。
(上記の回数はもちろん適当ですが、書くことのスピードの遅さを考えると、
読んだほうが「接触頻度」が増えるのは明らかでしょう。)
「接触頻度」をあげることがいいとわかった今、
「接触頻度」を下げてしまう「書く勉強法」は捨てるべきです。
(腱鞘炎のリスクもありますし・・・)
理論を丸々書く必要はありませんが、書けない漢字は書けるようにしておきましょう。
ちなみに筆者はテストのときしか理論は書きませんでした。
接触頻度をあげる方法
さて、脳がおぼえるものは「接触頻度」の高いものだとわかりました。
当然つぎに考えるのはどうしたら接触頻度をあげられるのかです。
ここでは、筆者が実践した2つの方法をご紹介します。
細かくテストする
はい。単純に細かくテストするだけです。
覚える→見ないで言えるかテストする→合ってるかチェックする
を繰り返します。
勉強に近道なしです。
ポイントは一文をまるまる覚えようとしないことです。
欲張って一文を全部おぼえようとしてはいけません。(というか覚えられませんが)
理論が得意なひとに憧れる気持ちはよくわかりますが、
われわれ凡人は泥くさく積み上げていきましょう。
欲張りは挫折の元です。
ちなみに短く区切ってチェックすれば「接触頻度」も自然とあがるのでかならず覚えられます。
安心してください。
スマホを理論マスター(理論サブノート)に持ち替える
「接触頻度」の高いものはおぼえやすいという話でした。
ではあなたが1日の中でいちばん接触するものはなんでしょう。
そうですね。スマホですね。
「あっTwitterみよ」と思うたびに
「あっ理論やるんだった」と思いだして、
スマホを理論マスター(理論サブノート)に持ち替えましょう。
これは抜群に効果がありました。確実に勉強時間が伸びます。
もっといえば、電車で、バスで、スマホをやってる他人を見るたびに
理論マスター(理論サブノート)を開きましょう。
これは行動のトリガー化といい、習慣をつくるのに最も適した方法です。
(帰ったら→手を洗う、先輩にあったら→挨拶する。みたいな、習慣になってるものは大体なにかきっかけがあって行動が起こるようになっています。この例えはちょっと微妙ですが。)
他人の行動を自分の勉強のトリガーにできればもう合格したようなものです。
大きい声じゃ言えないけれど、予備校の自習室ってスマホいじってる人多くないですか。
大学の図書館はもっとひどいですね。
そういうひとを見るたびに
「こうはなるまい」と思って勉強しましょう。
(ここで、「ちゃんと勉強しろよな(怒)」とか思ってはいけません。
そのひとはあなたの代わりにスマホをいじってくれてると思ってください。
「ああ、あなたはわたしの勉強のトリガーとなってくれるだけでなく、
わたしの代わりに不合格になってくれるんですね。どうもありがとう☆」と思いましょう。
筆者はそう思ってました(笑))
見下した感じの感謝は絶対にやめましょう。顔が歪みます。
・細かくテストして接触頻度をあげる
・スマホを理論マスター(理論サブノート)に持ち替えて接触頻度をあげる
・自分の代わりにスマホをいじってくれてる人に感謝する
まとめ 理論は読んで覚えよう
・脳は接触頻度の高いものを覚える
・書くことと読むことを比べればあきらかに読むほうが接触頻度を増やせる
・したがって、理論は書くより読んで覚えるべきです。
理論暗記の参考になれば幸いです。
編集後記
子曰く「Yoast SEOってわかりづらくない?」と
☆One day One new☆
バズ部で学ぶ