「アウトプット大全」と「コクヨのシンプルノート術」を読んでノートについて考えてみた

「アウトプット大全」と「コクヨのシンプルノート術」を読んでノートについて考えてみた

筆者は読書しても読んだ内容を忘れてしまう・説明できない・行動に移せないという悩みがありました。

どうしたら忘れないで済むかということを考えていたところ

書くと記憶が定着しやすいという知見を得たのでノート術について考えてみました。

 

きっかけ1:アウトプット大全

最近樺沢紫苑さん「アウトプット大全」という本を読みました。

 

 

この本によれば、本は読むだけよりも書きながら読むと記憶に残りやすいようです。

なぜなら、書くことによってRAS(脳幹網様体賦活系)が活発に動き、注意力が格段にあがるから。

 

またRASがはたらくことによって

・ドーパミン

・セロトニン

・ノルアドレナリン

などのホルモンが出るそうです。

 

ちなみに

ドーパミン記憶力・集中力・幸福感をアップさせ、

セロトニンにはリラックス作用があり、

ノルアドレナリン集中力・判断力をあげてくれるそう。

 

というわけで

本を読むだけ(インプットのみ)から

書きながら読む(アウトプット)ようにしたいと考えました。

 

きっかけ2:ロイヒトトゥルムを使い切った

筆者が今までつかっていたのはロイヒトトゥルムというノートです。

 

 

1冊3000円するノートで高級感があります。

この価格帯のノートではモレスキンが有名ですが最近ではロイヒトトゥルムの評価も非常に高いです。

 

以前、情報は一冊にまとめなさいという本を読んだことがあったのでそれにしたがって

ここにすべての情報を書き込んでいました。

日記も本の感想も、メモもぜんぶです。

 

ところが、1冊のノートにまとめると困ったことが。

情報が取り出しにくい

日記のページを外で開くのがはずかしい

 

日記はともかく、情報が取り出しにくいのはノートとして致命的です。

ノートは読み返してなんぼだからです。


そこでうまいノートの取り方はないかなと探していたところ

コクヨのシンプルノート術という本を発見。

 

これを読んでノート作りについて考えてみました。

 

ノート選び

ノートの取り方を考えると同時にノートの種類についても考えてみます。

ノートかルーズリーフか

・ルーズリーフはいちいち出すのがめんどくさい

・ルーズリーフは終わりがないので使い切ったときの達成感がない

・ノートのほうが過去の積み重ねが実感しやすい

ということでノートを選択。

 

A5かB5かA4か

・A4は持ち運びがしづらい

・A5は小さくて書き込める量がへってしまう。

・B5はかばんに入れやすいし大きさも十分かも?

ということで大きさはB5に。

 

リングノートか綴じノートか

・リングノートは背表紙で区別しづらい

・リングノートはページが破れる可能性がある

綴じノートに決定。

 

1冊のノートにはまとめない

・日記は外で開くとはずかしい

・読書ノートと勉強ノートと日記は分けたい

というわけで何冊か購入することにしました。

 

ページ数は何枚にするか

1冊のノートににまとめない、と矛盾しますが

なるべくノートの数は減らしたいと思いました。

同じジャンルの情報なら一冊にまとめておきたいというか。

というわけで100枚の大学ノートに。

 

メーカーは?

大学ノート 100枚 で調べたところ

コクヨのキャンパスノートが一番安かったのでこれにしました。

(失敗してもいい気楽さって大事です)

 

ちなみにイオンの文房具コーナーでは1冊400円だったのに対し、

amazonでは1冊285円でした。(2019年5月7日時点)

 

コクヨのシンプルノート術を読んで実行すること

コクヨのシンプルノート術にはコクヨ社員のノートのとり方が100通り掲載されています。

すべて真似するのはたいへんなので、この中から自分がとり入れたいものだけをピックアップして

試してみることに。

 

何度も使うデータはノートの最後に書いておく

バスや電車の時刻表をいちいち調べるのは大変だったので

ノートの最後に書いておくことにしました。

これで圧倒的に時間が節約できるようになります。

 

ノートの最初に目標や好きな言葉をふせんで貼っておく

ノートの最初に貼ることで毎日目にすることができるし、

ふせんにすることで、達成したり、好きな言葉を変えたくなったら、すぐに変えられます。

 

個人的に、一度決心したことでも、しばらくするとふと忘れてしまうことが多かったので

リマインドするのに利用していこうかと。

 

丁寧な字で書く

ノートは見返してなんぼ。

自分がよめれば汚い字でもいいという考えもありますが、

汚い字はやはり読み返す気が起こりづらいです。

多少時間がかかっても自分が読みかえしたくなる丁寧な字で書くようにしました。

 

キーワードを囲って矢印でつなぐ

アウトプット大全にも書いてありましたが、

図にすると記憶に定着しやすいようです。(画像優位性効果といいます)

文字を図に変換するときに、いちど自分の頭を通過せざるを得ないことが大きいのかなと思います。

 

ノートの表紙に目次を書いておく

外側に目次があったほうがノートが増えた時に探しやすくて便利かなと。

 

まとめ

書くと記憶力があがるらしい、といことでノートについて考えてみました。

ノート作りの参考になれば幸いです。

 

編集後記

本のように毎日同じものを読むのでなければノートにまとめたほうがいいと感じました。

ただし、税理士試験の理論のように毎日同じものを見るときは書かなくても記憶できるんじゃないかなあと思います。

 

もしかしたら税理士試験の理論も書いたほうが覚えられたのかも?とか考えましたが、

税法の膨大な理論を書くのは時間との兼ね合いから、実行可能性は低かったのではないかと思います。

 

1日1新

コクヨのシンプルノート術

 

アウトプット大全

 

読書は1冊のノートにまとめなさい

 

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